今、筑駒の高校2年生の大学入学共通テストに対する主張が話題になっています。
ご本人は、大学入学共通テスト中止を呼び掛ける抗議活動にも参加されたようです。
⬜️ 筑駒生、大学入学共通テスト中止を訴える
学生を選抜する為に行わられるべき入試を国が見繕って第三者に作らせた試験で試そうとする、これは大学の受験生選抜の意志に反していませんか?また評価軸がバラバラ、地域格差・所得格差が生まれる改悪、誰が得するのか…とのことhttps://t.co/crWAP2lwos— フィフィ (@FIFI_Egypt) October 25, 2019
筑駒生の主張とは?
簡単にまとめますと、高校生側の主張としては、下記2点です。
①新テストは具体的な実施方法についてまるで考えられておらず、混乱必至であること
②記述式で思考力を問うと謳いながら、実際には抜き出しで答えられる「記述を装ったマーク式の問題」であり、採点の手間が膨大になるだけ
①については、50万人の受験生が同時に受ける試験にもかかわらず、試験内容やスケジュール、実施会場などが行き当たりばったりで決められていることが問題視されています。
②については、記述式問題と言いながらも、設問条件がかなり厳しく、実際のところ、キーワードを抜き出すだけの「記述を装ったマーク式問題」であることが問題視されています。また、採点業務の量が大幅に増えるとともに、統一基準を合わせることが難しくなり、テストの採点が複雑化することが懸念されています。
最後に
高校2年生でここまで意見をもって発言できる優秀な方は中々いないですね。
しっかりと自分の意思をもった上で、行動できる力があるのは本当にすごいです。
世間の大人もこの高校生に見習い、自分の意思をもった行動をしていきたいですね。